2022年5月1日日曜日

汚水からバイオガス発電!Co2削減へ!

 汚水からバイオガス発電!Co2削減へ!


2月3日(木)埼玉県市民ネットワークのメンバーと中川水循環センター汚泥消化施設の見学に行きました。


中川水循環センターは、北は幸手市、西は伊奈町から15市町の下水を三郷市まで運び処理する埼玉県の施設です。下水を微生物によって分解し、沈殿した汚泥を焼却、分離してきれいになった水を中川に放流しています。

そこに令和3年に汚泥消化施設が完成し、濃縮により焼却する汚泥を6割まで減らし、12,400t/年分のCo2を削減。さらに、汚泥消化施設は、微生物の働きで汚泥中の有機物を分解しバイオガスを発生させるので、それにより925万kWhが発電され、その熱で焼却することで4600t/年のCo2が削減可能とのこと。さらに余剰の電力は再生可能エネルギーとして電力事業者に売却されるそうです。

Co2削減は待ったなしの状態。埼玉県の施設からの温室効果ガスは下水道局が約6割を占め、省エネ・創エネに向け更なる削減が必要なようです。

三郷ジャンクションの脇にある広大な施設は誰でも見学ができるそうです。タンクに登るとジャンクションも見え、なかなか見応えがありますよ。


よしかわ市民ネットワーク代理人

  市議会議員 岩崎さゆり