10月25日、2024年度の予算要望書を中原市長宛に提出しました。
2024(令和6)年度予算要望
人の命と生活に関わる政策は、縦割りではなく市政の根幹に置き、各課連携して取り組んで下さい。
〇市民がいきいき暮らせるまちづくり
・ 市民参画条例にある「討議会」の積極的活用も含め、市民の声を広く平等に聞き、市政に反映を。
・ 介護保険の使い方の周知、啓発また、高齢者が在宅で過ごすための支援のさらなる充実を。
・ 「介護者の集い」増設支援を。
・ 高齢者支援、買い物難民支援、気候危機対策等を可能とする公共交通の更なる推進をめざし、市民を交えて地域公共交通の充実を。
・ 平坦な地形を活かし、自転車専用道路の積極的な整備を。
・ 自転車が安全に走れる道路の整備を。
・ 障がいを持っても、車いす、シニアカー、ベビーカーでも安心して通れる道路の整備を。
・ おあしす元はーとふるぽっと「フリースペース」を貸しスペースにする等、市民がより有効に活用できるよう検討を。
・ 香害、有害な化学物質に対する啓発と、特に子どもたちに配慮した環境づくりを。
・ 協働労働という新しい働き方の理解・啓蒙を。
〇健やかなこども達の育ちの為に
・ こどもがのびのび遊べる安全な遊具の整備、木陰のある公園を。
・ 学校給食の無償化を。
・ こども達の健やかな育ちの為に、学校給食に有機食材の使用を。
・ 学校給食の食材にゲノム編集食品を使用しないでください。
・
ゲノム編集トマト苗の無償配布の申し出があっても、学校その他で受け取らないで下さい。
・ 旭小学校、三輪野江小学校の児童の登下校にスクールバスを。
・ ヤングケアラーの実態把握と支援を。
〇防災・減災対策
・ 各自治会の地域防災計画・避難所運営マニュアルの早期設置の為の支援を。
・ HUG(避難所運営ゲーム)の普及拡大を。
・ 民間との更なる地域防災協定の拡充を進め、その提携内容の分かり易い見える化を。
・ 吉川駅北口の冠水対策の早期実現を。
・ 水道の石綿管布設替えを早急に。
・ 各家庭における雨水タンク設置推進のための補助を。
・ 流域治水・洪水防止機能を担う田んぼの価値を市内のみならず下流域(都内等)にもアピールを。
・ 流域治水の洪水防止機能を強化するために、田んぼの排水溝の調整を人工的に行い、更に貯水機能を高めることのできる「田んぼダム」の推進を。
〇農業支援対策
・ 農業を基幹産業と位置付け、まちづくりに反映させ、十分な支援を。
・ 失うと取り戻せない豊かな生態系を育む、命のゆりかごである「田んぼ」を市民の財産と位置づけ、市民との協働による保全を。
・ 有機農地25%をめざし、有機農業の技術的支援体制の構築を。
〇気候危機対策
・ 公共施設の電源を再生可能エネルギーにする為に、積極的な太陽光パネルの設置を。
・ 農地のソーラーシェアリングを研究し、積極的な利用推進を。
・ 新築建築に対して高断熱・省エネルギー住宅の推進を。
・ 公共施設の新設・改修時にはゼロエネルギーの建物に。
・ 公共施設にマイボトルで利用できる給水機設置を。
・ 自動販売機はグリーン購入法に基づいた環境配慮型のものへ早急に変更を。
・ 気候変動対策のための再生可能エネルギー導入、また省エネ型機器(省エネ型給湯器、太陽光温水器、家庭用燃料電池、次世代型自動車等)・蓄電池への補助の拡充や融資の仕組みを。
・ 公用車をEV化し、その充電スタンドを再生可能エネルギーにする等、市が模範を。
・ 公共施設の駐車場に充電スタンドを設置し、市民がより使い易くなるよう条件整備を。
〇環境保全対策
・ 吉川市内の大気、水質、土壌、生態系など実態把握・調査の拡充を。
・ 吉川市の希少種はじめ、生物多様性の保護と積極的アピールを。
・
脱プラスチック政策を推進し、マイクロプラスチックの源となる製品(クリアファイル・人工芝等)の使用見直しを。
・
生物多様性の視点をしっかり盛り込んだ長期的な緑化管理計画を。また、グリーンインフラの積極的活用を。
・ 市民への環境教育の充実を。