2025年2月5日水曜日

2025/1/25 「希望の給食」上映会&吉川の有機農家さんトーク 

映画では、有機農作物と学校給食を組み合わせて、持続可能な経済の中で回している自治体の事例紹介があり、次世代を担う子どもたちに、安心安全な給食を届ける活動を推進している様子が描かれています。

千葉県いすみ市

地元産有機米100%の給食を実現。スタートは地域の生物多様性をどうやった未来に残すのかを行政と市民が議論する中で、「この安心安全な米を子どもたちに食べさせたい」という農家の声で、給食と結びついた。

長野県松川市

果樹の町、遊休農地に悩む行政、地場産野菜を求める栄養士、有機農業に鶏組み始めた生産者が協力。地場産有機枚・野菜を自校式調理で子どもたちへ

東京都武蔵野市

民間委託ではなく財団方式 “一番は顔の見える関係。作っている人が誰か分かって食べる人も誰かお互いが分かり合えている”

韓国ファソン市

給食の有機化と無償化が一体になってすすむ韓国。 「義務教育無償となっているなら、食育である学校給食が、無償であるべきだ」「学校給食は子どもたちの人権である」と掲げて、活動推進を続けている。


 様々な立場の人、学校に子どもを通わせる母親、農家、行政、栄養士が、問題意識や課題は異なっているが、「学校給食を有機食材で」とするために力を合わせています。

 有機農家と学校給食をつなぐ仕組みや有機食材に変更していく際に増える経費を、行政が負担しているケースがほとんどです。その名目は、地域の産業更新であったり、環境を守る事であったり、子どもたちの育ちの為であったりします。

 行政がそれを推進する為には、市民がそれを後押しする意見を出し続けることが必要です。どの事例も一朝一夕になった分けではなく、市民が意見を出し続け、行動し続ける活動があって初めて形になると感じました。

 

その後、吉川市で有機農業をしている4人の農業者(30年以上のベテランおふたりと吉川市に新規就農で有機農業を始めたばかりの若いふたり)を囲んで、質問形式で、お話を伺いました。地元の農業者のお話を直接伺うのは初めて、という参加者も多く、学びと交流の大変貴重な機会となりました。


参加者の感想より

❖農家さんが農薬を浴びる一番危険だ!なんて初めて知りました。虫対策のお話、初めて聞きました。応援しています。 有機農地がたくさん広がることを願っています。行政からもいろんな支援があるといいです。

❖ 苦労もあるとは思いますが、これからも頑張ってください。有機農家さんがたくさん増えて、給食に使えるようになればいいと思います。

❖ 吉川市の農業者で持続可能な循環型農業を目指す方、頼もしいです。きついこともあるでしょうが、頑張ってください。

❖  吉川市の給食が一層良いものになるように願っています。


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